10日から開催される男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ、優勝賞金628,100ユーロ)のドローが発表され、
錦織圭(日本)は第5シードとして出場することとなった。
今大会の上位8シードは1回戦免除のため、2回戦からの登場となる。
錦織は初戦となる2回戦で、世界ランク20位の
E・ガルビス(ラトビア)と世界ランク36位の
J・ヴェセリ(チェコ共和国)の勝者と対戦する。
錦織とガルビスは、昨年のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデルで1度だけ対戦しており、その時は錦織が勝利をおさめている。
《両者の対戦記事はこちら》ヴェセリが勝ち上がった場合、今回が初の対戦となる。
錦織は昨年のムチュア・マドリッド・オープン男子決勝で王者
R・ナダル(スペイン)と対戦。途中で腰の違和感を感じてマッサージを受けるも、第3セットのゲームカウント0-3としたところでやむを得ず途中棄権となった。昨年同大会はマドリッド・オープンの負傷により、第10シードで出場する予定だったが欠場している。
《錦織欠場 2014年イタリア国際男子》また、今大会のシード選手は第1シードには
N・ジョコビッチ(セルビア)、第2シードに
R・フェデラー(スイス)、第3シードに
A・マレー(英国)、第4シードにナダル、第5シードに錦織、第6シードに
T・ベルディヒ(チェコ共和国)、第7シードにフェレール、第8シードに
S・ワウリンカ(スイス)となっている。
上位シード勢が順当に勝ち上がった場合、錦織は3回戦で第11シードの
F・ロペス(スペイン)、準々決勝で第1シードのジョコビッチ、準決勝で第3シードのマレー、そして決勝で第2シードのフェデラーと対戦する可能性がある。
錦織は現在行われているムチュア・マドリッド・オープン男子準々決勝で宿敵フェレールを下し、準決勝では世界ランク3位のマレーと対戦する。連日の試合で疲れも見られるが、マドリッド・オープンでマスターズ初優勝を狙い、勢いをつけたまま昨年棄権した同大会にも期待がかかる。
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