男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は7日、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
錦織圭(日本)が第14シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)を6-3, 6-3のストレートで下し、ベスト8進出を決めた。
今日の試合を振り返って錦織は「昨日より攻撃的な良いプレーが出来ました。フォアをしっかり使って、最初から最後までしっかりプレーが出来たので、今日も良い出来だったと思います。」と振り返った。
疲れに関しては「なんとなく時差ボケというか2日酔いというか、5時間くらいしか今日は寝ていなくて、昼寝をはさんだり、いつになく大変なスケジュールだったので、ちょっと頭はぼやっとしてましたけど、それでもしっかり集中してプレー出来たので明日にはしっかりリカバリーして、ちゃんとした気持ちで臨めると思います。」と疲れが残っていることも明かした。
相手のくせとかは何かにまとめていますかという質問に対しては「携帯に選手のデータというか特徴だったり。あとは、ダンテ(ダンテ・ボッティーニ)や
M・チャン(アメリカ)コーチ2人がしっかりまとめてくれているので、試合前にしっかりコーチと相談してやるっていうのがいつもの流れになってます。」と答えた。
勝利した錦織は、準々決勝で第7シードの
D・フェレール(スペイン)と対戦することが決まっている。
両者は昨年同大会の準決勝でも対戦しており、その時は錦織が10度目のマッチポイントを制してマスターズ初の決勝進出を決めていた。
また、その時の試合は昨シーズン行われたATPツアーの中でのベストマッチで2位に選出された試合でもあった。
《錦織 今季ベストマッチに選出》対戦成績は7勝4敗で錦織がリードしているが、先日行われたアビエルト・メキシコ・テルセル男子の決勝では、錦織が敗れて準優勝となっている。
錦織とフェレールの試合は、第5試合(日本時間5月9日深夜3時以降開始)の後に行われる第6試合に組まれている。
(コメントはGAORAから抜粋)
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