男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は7日、シングルス3回戦が行われ、第8シードの
S・ワウリンカ(スイス)が第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に6-7 (5-7), 6-3, 3-6のフルセットの末に敗れ、ベスト8進出を前に姿を消すこととなった。
両者は今回が5度目の対戦となり、ワウリンカとディミトロフの対戦成績は2勝3敗となった。
ワウリンカはディミトロフには2連勝していたが、昨年のAEGON選手権でディミトロフに初めて敗れてから3連敗している。
この試合、ワウリンカはファーストサービスが入った時に86パーセントの確率でポイントを獲得するも、第3セットに入ってからファーストサービスの調子を落とした。そしてファイナルセットで3度のブレークチャンスをものに出来ず、1度ブレークを許して1時間59分で敗れることとなった。
過去同大会でワウリンカは、2013年に決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れるも準優勝を飾っており、昨年は初戦となる2回戦で
D・ティエム(オーストリア)に敗れた。
今シーズンは、チェンナイ・オープンで2連覇を飾るとその後全豪オープンでベスト4、ABNアムロ 世界テニス・トーナメントで今季2勝目をあげるなど好調なスタートを切っていたが、その後は思い通りの結果を残せていない。
また、世界ランキングも全豪オープン前までは4位だったが、現在は9位に落としており、不調が続いている。
勝利したディミトロフは、準々決勝で第3シードのナダルと対戦することが決まっている。
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