テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は2日、男子シングルス2回戦が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)が予選勝者で世界ランク733位のO・ターベット(イギリス)を6-1, 6-4, 6-4のストレートで下し、4年連続4度目の3回戦進出を果たした。アルカラスはこの勝利でキャリア最多となるマッチ20連勝を達成した。
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N・ジョコビッチ(セルビア)を破り2連覇を達成しており、今大会では3連覇を狙っている。
今大会は1回戦で世界ランク138位の
F・フォニーニ(イタリア)をフルセットの死闘の末に下し2回戦に駒を進めた。
2回戦の第1セット、アルカラスは第2ゲームと第6ゲームでブレークを奪い先行する。
続く第2セット、アルカラスは第2ゲームでブレークを許したが、第3ゲームでブレークバックする。さらに第9ゲームで2度目のブレークに成功し2セットアップとする。
第3セットでも、アルカラスは第5ゲームと第7ゲームでブレークに成功。試合を通し38本のウィナーを決め3回戦進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにアルカラスのコメントを掲載している。
「ツアー2試合目のオリバー(ターベット)を称賛したい。正直言って、彼のプレーは本当に素晴らしい」
「センターコートでの初戦は、本当に難しい試合だったことは分かっているが、彼は素晴らしいレベルのプレーを見せてくれた。最初から集中して、ベストのプレーをしなければいけないと思っていた。今日は本当に素晴らしいプレーができた。今日の自分のプレーには本当に満足している」
「毎試合後に楽しむための正しい方法を見つけたんだ」
「コートに立ったら、ただ楽しもうとするだけ。勝っても負けても関係ない。ここ2、3ヵ月は素晴らしい連勝記録を出して、ただ楽しんでいるだけなんだ」
アルカラスは4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)の決勝で、現在世界ランク8位の
H・ルーネ(デンマーク)に敗れて以降、BNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)と全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)の2大会で優勝を飾りマッチ20連勝中。ウィンブルドン3連覇をかけ連勝記録をどこまで伸ばせるのか注目が集まっている。
なお、勝利したアルカラスは3回戦で第25シードの
F・オジェ アリアシム(カナダ)と世界ランク125位の
J・シュトルフ(ドイツ)のどちらかと対戦する。
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