テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間2日(現地1日)、男子シングルス1回戦が行われ、第6シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)が世界ランク41位の
A・ミュレール(フランス)を6-1, 6-7 (7-9), 6-2, 6-2で破り、5年連続20度目の初戦突破を果たした。
>>PR 6/30(月)~7/13(日)「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>大坂 なおみvsシニアコバ 1ポイント速報<<>>望月 慎太郎、ジョコビッチら ウィンブルドン組合せ<<38歳のジョコビッチはこれまでに同大会で4連覇(2018年-2022年)を含む計7度の優勝を飾っている。2023年と昨年は決勝に進出したが、いずれも
C・アルカラス(スペイン)に敗れ準優勝となった。
1回戦、ジョコビッチは22本のサービスエースを放ちながらダブルフォルトを1本に抑える安定したサービスゲームを披露。ミュレールに1度もブレークを許さないプレーを見せると、第2セットこそ接戦の末に落としたが、3時間19分で貫録の勝利を果たした。
試合後の会見では第2セット途中でメディカルタイムアウトを取得した理由や、ウィンブルドンのタイトル獲得への意気込みを語っている。
「試合が始まって1セット半くらいは最高のフィーリングだったんだけど、そこから45分間は最悪のコンディションだった。胃の調子が悪くなって、急に苦戦してしまった。でも、ドクターが処方してくれた薬を飲んでエネルギーが戻ってきた。なんとかいいかたちで試合を終わらせることができたよ」
「チャンスがあると思わなかったら、ここにはいなかっただろうね。自分には常にチャンスがあると思うし、タイトルまでいけると思える権利を得ているはずだ。僕は、ここウィンブルドンで最も安定した成功を収めてきたからね」
ジョコビッチは2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場している世界ランク154位の
D・エヴァンス(イギリス)と対戦する。エヴァンスは1回戦で同じくワイルドカードで出場した同196位のJ・クラーク(イギリス)をストレートで下しての勝ち上がり。
同日には第1シードの
J・シナー(イタリア)や第4シードの
J・ドレイパー(イギリス)、第10シードの
B・シェルトン(アメリカ)、第11シードの
A・デ ミノー(オーストラリア)らが初戦を突破。しかし、前日から2日がかりで行われることとなった第3シードの
A・ズベレフ(ドイツ)は、世界ランク72位の
A・リンデルクネシュ(フランス)に敗れ、1回戦で敗退が決定した。
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