女子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、WTA1000)は日本時間28日(現地27日)、シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク105位の
伊藤あおいが同じく予選勝者で同108位の
K・ヴォリネッツ(アメリカ)を6-2, 2-6, 6-2のフルセットで下し初の初戦突破を果たすとともに、ツアー大会で約9ヵ月ぶりの白星を挙げた。
>>大坂 なおみvsアルセノー 1ポイント速報<<>>大坂 なおみ、内島 萌夏、伊藤 あおいら ナショナル・バンクOP組合せ<<21歳の伊藤は、同大会初出場。予選1試合を勝ち抜き本戦入りを決めた。
23歳のヴォリネッツとの顔合わせとなった1回戦の第1セット、伊藤は第1ゲームでブレークを許したが、その後リターンゲームで3度のブレークを奪い先行する。
しかし第2セット、伊藤はサービスキープに苦しみ計4度のブレークを奪われ1セットオールに追いつかれる。
それでもファイナルセット、伊藤は序盤で2度のブレークに成功し4ゲームを連取すると、このリードを守り切り2時間で初戦突破を果たした。
伊藤は昨年の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/大阪・モリタテニスセンター靱、ハード、WTA250)で予選を突破しツアー大会の本戦に初出場すると、ベスト4進出という鮮烈なツアーデビューを飾ったが、その後ツアーレベルでの白星はなく、今回の勝利が約9ヵ月ぶりのツアー大会での白星となった。また、WTA1000の本戦でも初勝利となった。
勝利した伊藤は2回戦で、第7シードの
J・パオリーニ(イタリア)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、世界ランク9位のパオリーニは2回戦が初戦となる。
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