男子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、ATP500)は日本時間25日(現地24日)、シングルス3回戦が行われ、第4シードの
B・シェルトン(アメリカ)が第15シードの
G・ディアロ(カナダ)に6-3, 6-2のストレートで完勝し2年連続2度目のベスト8進出を果たした。この試合でシェルトンが観客にサービスを当ててしまうハプニングが起きた。
>>【動画】審判の”忠告”直後、観客にボール直撃<<22歳で世界ランク8位のシェルトンが同大会に出場するのは3年連続3度目。最高成績は昨年のベスト4となっている。
今大会は初戦の2回戦でワイルドカード(主催者推薦)で出場した世界ランク95位の
M・マクドナルド(アメリカ)を下し3回戦に駒を進めた。
23歳で世界ランク35位のディアロとの顔合わせとなった3回戦の第1セット、シェルトンは1ブレークアップで第9ゲームのサービング・フォー・ザ・セットを迎えた。このゲーム開始前に主審が「選手がサーブを打つときに前列に座っている方はご注意ください。ボールが非常に速く飛んできます」と観客に注意を促した。
すると、このゲームの1ポイント目でシェルトンが放った時速約198キロのサービスがエースとなり観客席の女性の脚に直撃。シェルトンが「ごめんなさい、大丈夫?」と声をかけると、幸い大事に至ることなく女性は笑顔で無事を伝えた。審判の「忠告」直後の出来事に思わず会場はざわついた。
その後、シェルトンはこのゲームをキープし第1セットを獲得。第2セットも相手にブレークポイントを1度も与えずキープを続けたシェルトンは、リターンゲームで2度のブレーク奪い1時間1分の完勝で8強入りを決めた。
勝利したシェルトンは準々決勝で第6シードの
F・ティアフォー(アメリカ)と第9シードの
F・コボッリ(イタリア)の勝者と対戦する。
【PR】東レPPO 2025 チケット販売中!!
■関連ニュース
・大坂 なおみは「本当に危険」・錦織 圭 復帰に向け練習公開・人望厚い35歳が引退へ■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング