女子テニスのムバダラ・シティ・オープン(アメリカ/ワシントン、ハード、WTA500)は日本時間28日(現地27日)、シングルス決勝が行われ、世界ランク36位の
L・フェルナンデス(カナダ)が同48位の
A・カリンスカヤに6-1, 6-2のストレートで圧勝し初優勝を飾るとともに、ツアー大会で約1年9ヵ月ぶり4度目のタイトルを獲得した。
>>フェルナンデス、カリンスカヤら ムバダラ・シティOP組合せ<<>>大坂 なおみvsアルセノー 1ポイント速報<<22歳のフェルナンデスが同大会に出場するのは2年ぶり2度目。前回出場した2023年は予選2試合を勝ち抜き本戦入りし、本戦2回戦で敗退した。
今大会は1回戦で世界ランク38位の
M・ジョイント(オーストラリア)、2回戦で第1シードの
J・ペグラ(アメリカ)、準々決勝で予選勝者で同97位の
T・タウンゼント(アメリカ)、準決勝で第3シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)を下し決勝進出を果たした。
26歳のカリンスカヤとの顔合わせとなった決勝戦の第1セット、フェルナンデスは第4ゲームと第6ゲームでブレークに成功し先行する。
続く第2セットでもフェルナンデスは相手のセカンドサービス時に積極的に攻撃し、2度のブレークを奪って1時間9分で初優勝を飾った。
女子テニス協会のWTAは公式サイトにフェルナンデスのコメントを掲載している。
「私にとっては非常に堅実な試合だった。緊張をうまくコントロールできたことにとても満足している。最初は本当に緊張したが、重要なポイントで自分のプレーができて、その緊張を乗り越えることができたので、とても嬉しかった」
「今週は本当に色々な試練を乗り越えてきた。けいれん、長時間の試合、暑さ、湿気を乗り越えることができれば、どんな困難も乗り越えられるという強い気持ちになれたと思う」
「体力的にも精神的にも限界に挑戦できたことが本当に嬉しかった。だから、これが将来の大会に向けての助けになると思う」
フェルナンデスがツアー大会のシングルスで優勝するのは、2023年10月のプルデンシャル・香港テニス・オープン(中国/香港、ハード、WTA250)以来、約1年9ヵ月ぶりとなった。
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