男子テニスのナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)は日本時間30日(現地29日)、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
A・ズベレフ(ドイツ)が世界ランク88位の
A・ウォルトン(オーストラリア)を7-6 (8-6), 6-4のストレートで下し、2年連続5度目の3回戦進出を果たした。第1セットのセットポイントの場面では、ズべレフがサービスエースを決めたと勘違いし大絶叫する場面があった。
>>【動画】セットポイントで大絶叫も勘違いで苦笑いするズベレフ<<>>大坂 なおみvsサムソノヴァ 1ポイント速報<<>>綿貫 陽介、ズべレフ、メドベージェフら ナショナル・バンクOP組合せ<<28歳で世界ランク3位のズべレフが同大会に出場するのは3年連続7度目。2017年には優勝を飾っている。
今大会はシード勢が1回戦免除のため、ズべレフは2回戦が初戦となった。
一方、26歳のウォルトンは1回戦で世界ランク66位の
B・ボンズィ(フランス)を逆転で下しての勝ち上がり。
2回戦の第1セット、ズべレフはファーストサービス時に96パーセントの確率でポイントを獲得し全てのサービスゲームをキープするも、リターンゲームではブレークすることができず、このセットはタイブレークに突入する。
接戦となったこのタイブレークでズベレフは7-6としセットポイントを迎える。ここで放ったセンターへのファーストサービスをエースと勘違いしたズベレフは大絶叫。しかし、実際の判定はフォルトであったためズベレフは苦笑いを浮かべた。
ズべレフはその後、セカンドサービスからポイントを獲得し第1セットを先取した。
第2セットでは、ズべレフが第6ゲームでブレークに成功する。第9ゲームでブレークバックを許したズベレフだったが、続くゲームで2度目のブレークに成功し1時間42分で3回戦進出を果たした。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにズべレフのコメントを掲載している。
「ときにはベストのプレーができなくても、試合に勝つことが大切なこともある」
「確かに最高の試合ではなかったことは分かっているが、4週間試合に出ていなかった。少し休養を取ったが、それは自分のためにも必要だった。またプレーできることが嬉しい。明日はまた別の日。明日はもっと良いプレーができることを願っている」
勝利したズべレフは3回戦で第32シードの
M・アルナルディ(イタリア)と対戦する。アルナルディは2回戦で予選勝者で世界ランク103位のT・スクールケイト(オーストラリア)を下しての勝ち上がり。
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