テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間3日(現地2日)、女子シングルス2回戦が行われ、世界ランク53位の
大坂なおみが同81位の
K・シニアコバ(チェコ)に6-3, 6-2のストレートで快勝し、7年ぶり3度目の3回戦進出を果たした。大坂は試合後の会見で「芝の上で羽ばたこうとしている」と語った。
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29歳のシニアコバとの顔合わせとなった2回戦、大坂はファーストサービス時に74パーセントの確率でポイントを獲得し相手のブレークを1度に抑えると、リターンゲームでは4度のブレークを奪い、1時間17分で同大会での自己最高成績に並ぶ3回戦進出を果たした。
大坂は試合後の会見で、2018年以来となるウィンブルドン3回戦進出について語った。
「正直に言うと、流れに身を任せている感じです。この大会の前にパトリック(コーチ)と期待について話し合ったので、文字通り一点ずつ頑張っています。ラウンドのことは、あまり考えないようにしています」
「今年は間違いなく、芝の上で動くのがずっと楽になったと思います。ここ数年は、若い頃に膝を痛めたりして、動くのが本当に怖かったんです。それを克服するのに数年かかりましたが、今は間違いなくずっと楽に感じています」
「大会の初めに記者会見をしていた時、誰がこんな質問をしたのか覚えていないのですが、要するに芝の上で初めてプレーした時のことについて聞かれたんです。それからじっくり考えてみたら、若い頃は恐怖心がなかったことに気づきました。若い時は何も恐れないものです。それが若い頃の本当に素晴らしい点の一つだと思います」
「でも、年齢を重ねるにつれて、恐怖心が忍び寄ってきて、ある意味、身動きが取れなくなってしまったのかもしれません。今はそれを乗り越えて、芝の上で羽ばたこうとしているところです。うまくいっていると思いますし、かなり順調に動いていると思います」
「これから先、できれば今年は、この大会でもっと良い成績を残せたらいいなと思っています」
また、この日は娘のシャイちゃんの2歳の誕生日だった大坂は娘についても言及した。
「今日の試合中、娘のシャイの誕生日のことを考えていました。集中しようと必死だったんです。早く戻れたらいいなと思っていたんです(笑)。皆さんの質問にこんなに長々と答えているのは、どういうことか自分でも分かりません」
「彼女はまだ幼いですが、既に色々な場所に行っています。私にとって本当にありがたいことです。彼女が大きくなって、一緒に現場に来られるようになるのが待ち遠しいです。今日の試合中は彼女の誕生日のことを考えていました。次の試合に出場するために勝てたことに、本当に感謝しています」
勝利した大坂は3回戦で世界ランク50位の
A・パブリュチェンコワと対戦する。パブリュチェンコワは2回戦で第31シードの
A・クルーガー(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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