テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は3日、男子シングルス2回戦が行われ、世界ランク83位の
M・チリッチ(クロアチア)が第4シードの
J・ドレイパー(イギリス)を6-4, 6-3, 1-6, 6-3で破り、4年ぶり9度目の3回戦進出を果たした。
>>PR 6/30(月)~7/13(日)「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>大坂 なおみvsパブリュチェンコワ 1ポイント速報<<>>シナー、アルカラスら ウィンブルドン組合せ<<36歳で元世界ランク3位のチリッチは、同大会4年ぶり15度目の出場。最高成績は2017年の準優勝となっている。
チリッチは2023年1月に右膝の手術を受け、その後復帰を果たしたが、2024年5月に再び同箇所を手術。その後、懸命なリハビリとトレーニングの末、2024年8月に復帰を果たしていた。
そのチリッチは先月のレクサス・ノッティンガム・オープン(イギリス/ノッティンガム、芝、ATPチャレンジャー) で優勝し弾みをつけて今大会に臨むと、1回戦で世界ランク85位の
R・コリニョン(ベルギー)をストレートで下し2回戦に進出した。
一方、23歳で世界ランク4位のドレイパーは1回戦で同38位の
S・バエス(アルゼンチン)の途中棄権により2回戦に駒を進めた。
2回戦の第1セット、チリッチは第10ゲームでブレークに成功し先行する。続く第2セット、チリッチは第2ゲームでブレークを奪うと、そのままサービスキープを続け2セットアップとする。
しかし第3セット、チリッチは第4ゲームと第6ゲームでブレークを許し1セットを返される。
それでも第4セット、両者サービスキープが続いたなかでチリッチは第10ゲームでブレークに成功し、2時間39分で3回戦進出を果たした。
試合後の会見でチリッチは喜びを語った。
「本当に素晴らしい結果だ。2021年以来、かなり長い間ウィンブルドンでプレーできなかったからね。しかも、ジャック(ドレイパー)のような絶好調の選手と対戦することができた。彼は素晴らしい選手で、地元の人気選手だからね」
「ここ数年、グランドスラムではあまり勝利を挙げられなかったので、自分としては素晴らしいレベルでプレーできたのは良かった。試合の大部分をこの高いレベルでプレーするために、常に集中してプレーすることに費やした」
「ここ数週間、良いプレーができているので、この部分を楽しんでいる。これからも良いプレーを続けたいと思う」
勝利したチリッチは3回戦で世界ランク55位の
J・ムナル(スペイン)と対戦する。ムナルは2回戦で同58位の
F・マロジャン(ハンガリー)を下しての勝ち上がり。
■関連ニュース
・過去最高額 ウィンブルドン賞金一覧・錦織 圭 ウィンブルドン欠場・西岡 良仁を伊藤 竜馬がサポート■おすすめコンテンツ
・テニス体験レッスン受付中・無料ドロー作成ツール・世界ランキング