男子テニスのマスターズ大会、モンテカルロ・ロレックス・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、賞金総額3,830,295ユーロ/優勝賞金628,100ユーロ)は16日、シングルス3回戦が行われ、昨年覇者で第7シードの
S・ワウリンカ(スイス)は第9シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)に1-6, 2-6のストレートで敗れ、3回戦で姿を消すこととなった。
両者は今回が4度目の対戦となり、ワウリンカとディミトロフの対戦成績は2勝2敗となった。
この試合、第1セットでワウリンカは第1・第3ゲームでブレークを許し、ディミトロフにゲームカウント0-4と大きくリードされる。第5ゲームで自身のサービスゲームをなんとかキープするも、ワウリンカはミスを連発し第1セットを落とす。
第2セットでもワウリンカのストロークミスが目立ち、第4ゲームでディミトロフにブレークを許す。その後も調子を上げられず、最終ゲームとなった第8ゲームでは2本連続でフォアハンドミスをし、わずか55分で敗れた。
ワウリンカは試合を通して41本の凡ミスを犯し、ファーストサービスが入った確率も72パーセントとするも、ポイント獲得率は47パーセントとなっていた。
昨年同大会でワウリンカは決勝で
R・フェデラー(スイス)と対戦し、フルセットの末に勝利をおさめて大会初優勝を飾った。
《昨年同大会の決勝はこちら》ワウリンカは2月に行われたABNアムロ 世界テニス・トーナメントで今季2勝目をあげたが、その後オープン13は準々決勝で敗れ、BNPパリバ・オープン男子は初戦敗退、マイアミ・オープン男子では3回戦で姿を消しており、ABNアムロ 世界テニス・トーナメント以降は不調が続いている。
一方、勝利したディミトロフは、過去同大会では2013年にベスト8進出を果たしており、今回は2年ぶりのベスト8入りを決めた。
準々決勝でディミトロフは、第2シードのフェデラーと第14シードの
G・モンフィス(フランス)の勝者と対戦する。
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