男子テニスツアーのオープン13(フランス/マルセイユ、ハード、賞金総額632,840ユーロ、優勝賞金102,900ユーロ)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
S・ワウリンカ(スイス)が世界ランク59位の
S・スタコフスキ(ウクライナ)に4-6, 6-3, 4-6のフルセットの末に敗れ、ベスト4進出を逃した。
両者は今回が2度目の対戦となり、ワウリンカとスタコフスキの対戦成績は1勝1敗となった。
この試合、ワウリンカは第1セットでスタコフスキに1度ブレークを許して先行されるも、第2セットでこの試合初めてのブレークに成功してこのセットを奪い返す。しかし、第3セットでもスタコフスキにブレークを許したワウリンカが、1時間51分で準決勝進出を逃した。
ワウリンカは今季、チェンナイ・オープンからスタートしており、決勝で
A・ベデネ(スロベニア)を下して大会2連覇を達成した。その後行われた全豪オープンでは、準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)にフルセットの末に敗れて2連覇を阻まれるもベスト4、先日のABNアムロ 世界テニス・トーナメントでは、決勝で
T・ベルディヒ(チェコ共和国)の2連覇を阻み、今季2勝目をあげた。
《ワウリンカ優勝の記事はこちら》今回は大会初のタイトル獲得と今季3度目の優勝を狙うも、スタコフスキに敗れてベスト8に終わった。
第2シードのワウリンカが今回敗れたことにより、すでに敗れている今大会第1シードの
M・ラオニチ(カナダ)、第3シードの
E・ガルビス(ラトビア)と上位シード勢がベスト4を前に姿を消すこととなった。
一方、勝利したスタコフスキは、2013年のウィンブルドン2回戦で
R・フェデラー(スイス)を破る金星をあげていた。
《フェデラー撃破の記事はこちら》今大会は1回戦で第8シードの
L・ロソル(チェコ共和国)、2回戦で
J・シュトルフ(ドイツ)を下しての勝ち上がりとなっており、今回は準々決勝でワウリンカを破ってのベスト4進出となった。
準決勝でスタコフスキは、第5シードの
G・シモン(フランス)と対戦する。
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