男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は7日、シングルス3回戦が行われ、第3シードの
R・ナダル(スペイン)が
S・ボレッリ(イタリア)を6-2, 6-2のストレートで下し、3年連続10度目のベスト8進出を決めた。
両者は今回が5度目の対戦となり、ナダルはボレッリとの対戦成績を5勝0敗とした。
この試合、ナダルはファーストサービスが入った時に76パーセントの確率でポイントを獲得し、ボレッリに2度のブレークポイントを与えるもそれをしのいだ。そして5度のブレークチャンスから4度のブレークに成功し、最後はサービスでボレッリを圧倒して1時間12分で快勝した。
準々決勝でナダルは、第10シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
過去同大会でナダルは、2005・2010・2013・2014年と4度の優勝を飾っており、昨年は決勝で
錦織圭(日本)と対戦し、錦織が途中棄権を申し入れたため、ナダルは大会2連覇を達成した。
《昨年同大会の記事はこちら》今季は不調なシーズン序盤戦となっているナダルだが、徐々にクレーで調子を上げてきており、今回はボレッリにクレーキングの意地を見せつけた。
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