ATP男子ツアー公式サイトにて2日、今季行われたATPツアーの中でのベストマッチトップ5が発表され、その中に5月に行われたムチュア・マドリッド・オープン男子準決勝の
錦織圭(日本)と
D・フェレール(スペイン)の試合が第2位に選出された。
《ムチュア・マドリッド・オープンの記事はこちら》錦織とフェレールの試合は2時間55分におよぶ大接戦で、錦織は10度目のマッチポイントでフェレールがフォアをアウトして日本人初のマスターズ決勝進出を決めた。
この試合に勝利したことにより、錦織はその後発表された世界ランキングで日本人初の世界ランキング9位を記録すると同時にアジア人として、
P・スリチャパン(タイ)が2004年3月に記録して以来のアジア人、最高位と並ぶ快挙を達成した。
また、第1位には先日行われた最終戦の準決勝で、
R・フェデラー(スイス)と
S・ワウリンカ(スイス)の試合が選出された。
この試合は、フェデラーが第3セットでワウリンカに4度のマッチポイントを与えてしまうも、この絶対絶命の状態から大接戦の末に勝利をものにした。
《最終戦 準決勝の記事はこちら》その後、フェデラーは
N・ジョコビッチ(セルビア)との決勝戦を背中の怪我のため、試合が始まる前に棄権を申し入れて準優勝となった。
ベストマッチの第1位から第5位は以下通り。
【第1位】
バークレイズATPワールドツアー・ファイナルズ準決勝
R・フェデラー vs. S・ワウリンカ
【第2位】
ムチュア・マドリッド・オープン男子準決勝
錦織圭 vs. D・フェレール
【第3位】
リオ・オープン男子準決勝
R・ナダル(スペイン) vs.
P・アンドゥハル(スペイン)【第4位】
ロジャーズ・カップ男子2回戦
N・ジョコビッチ vs.
G・モンフィス(フランス)【第5位】
アビエルト・メキシコ・テルセル準決勝
G・ディミトロフ(ブルガリア) vs.
A・マレー(英国)
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