今季ATPツアーで4勝をあげ、最終戦にアジア勢男子として初出場を果たした世界ランク5位の
錦織圭(日本)が自身の公式ブログに、今シーズンが終了したことと先日行われた最終戦について綴った。
《錦織 初出場の最終戦振り返る》予選第2試合で対戦した
R・フェデラー(スイス)との対戦については「今年の後半彼が調子を上げてきていて、Halle(ハーレ)で対戦した時も僕に対してテニスを変えてきたりいつも以上に彼がリスクをおって更に早い展開にもってきてました。」
続けて「今回のフェデラーも遅いコートなのに、前に出る回数が多く自然とプレッシャーをたくさんかけられてしまい、結果自分のテニスが雑になりミスが増えてしまいました。あまりいいテニスができなくて、フェデラーとの対戦を内心とても楽しみにしてたのでとても残念です。」と振り返った。
錦織とフェデラーは、過去に4度対戦しており、最終戦の対戦で5度目となった。対戦成績は2勝3敗と錦織が負け越している。
錦織がフェデラーから初めて1勝をあげたのは、昨年5月のムチュア・マドリッド・オープン男子で、その後は3月のソニー・オープン男子でフェデラーに対して2連勝した。
今年6月に行われたゲリー・ウェバー・オープン(ハーレ)は、第2セットをタイブレークと健闘するもストレートで敗れた。
そして、最終戦で元世界王者の意地を見せたフェデラーに敗れ、今季だけでのフェデラーとの対戦成績は1勝2敗で終えた。
今季世界ランキングで自己最高位となる5位をマークして2014シーズンを終えた錦織は、来季1月4日から11日にかけて行われる全豪オープンの前哨戦でATPツアーの開幕戦となるブリスベン国際男子に出場を予定している。
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