テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間12日(現地11日)、男子シングルス準決勝が行われ、第6シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)は第1シードの
J・シナー(イタリア)に3-6, 3-6, 4-6のストレートで敗れ準決勝敗退となった。この結果、決勝はシナーと第2シードの
C・アルカラス(スペイン)の一戦となることが決まった。ジョコビッチはこの対戦について、「アルカラスにわずかに分がある」とコメントした。
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この結果、決勝は世界1位のシナーと同2位のアルカラスの頂上決戦に。両者のこれまでの対戦成績はアルカラスの8勝4敗。先月の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)決勝では、5時間29分に及ぶフルセットの死闘を繰り広げたばかりで、今回の再戦にも大きな注目が集まっている。
会見でジョコビッチは、試合後にネット際でシナーにかけた言葉について聞かれると、「彼が僕の体調を気にして謝ってくれたけど、彼が謝る必要なんてまったくない。今日は本当に素晴らしいプレーだったし、ここ1年半の中で彼は世界で最も優れた選手の1人だったと思う」とシナーを称賛。「ウィンブルドン決勝は彼にとって初めての舞台。『頑張って』と伝えたよ」とコメントした。
また、記者から決勝の行方について問われると、「ほんのわずかだけど、カルロス(アルカラス)に分があると思う」と見解を示し、「彼はすでにこの大会で2度優勝しているし、今の彼のプレーぶりや自信の高さを見ればそう感じる」と語った。ただ一方で「シナーも素晴らしいボールを打っている。パリでのように、また接戦になるだろう」と予想した。
ウィンブルドン3連覇を狙うアルカラスが再び頂点に立つのか、それともシナーが悲願の初タイトルを手にするのか。ライバル対決に世界中の注目が集まる。
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