男子テニスのHSBC チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)は20日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
J・ドレイパー(イギリス)が世界ランク32位の
B・ナカシマ(アメリカ)を6-4, 5-7, 6-4のフルセットの激闘の末に下し、初のベスト4進出を果たした。
>>望月 慎太郎vsチリッチ 決勝 1ポイント速報<<23歳で世界ランク6位のドレイパーが同大会に出場するのは2年連続4度目。最高成績は2021年と昨年のベスト8となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク149位の
J・ブルックスビー(アメリカ)、2回戦で同21位の
A・ポピリン(オーストラリア)を下し8強入りを決めた。
23歳のナカシマとの顔合わせとなった準々決勝の第1セット、ドレイパーは序盤の第3ゲームでブレークを奪い先行する。
第2セットは終盤の第12ゲームでブレークを許し1セットオールに追いつかれたドレイパーだったが、ファイナルセットでは9本のサービスエースを決めるなどファーストサービス時に83パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは第7ゲームでブレークに成功し、2時間22分の激闘を制した。
この結果、ドレイパーは大会後に更新される世界ランキングで自己最高位に並ぶ4位となることが決定。
これにより、30日に母国で開幕するウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で第4シードとなることが確定した。
イギリス人選手がウィンブルドンでトップ4シードに入るのは、第1シードとして
A・マレー(イギリス)が出場した2017年以来、8年ぶりとなる。
ドレイパーは準決勝で世界ランク30位の
J・レヘチカ(チェコ)と対戦する。レヘチカは準々決勝で同60位の
J・ファーンリー(イギリス)を下しての勝ち上がり。
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