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男子テニスツアーのATPワールド・ツアー500大会であるバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、クレー)は26日、シングルス準決勝が行われ、第4シードの錦織圭(日本)が第9シードのE・ガルビス(ラトビア)を6-2, 6-4のストレートで下し、初の決勝進出を決めた。
両者は今回が初めての対戦で、錦織はガルビスとの対戦成績を1勝0敗とした。
この試合、ファーストサービスが入ったときに80パーセントと高い確率でポイントを獲得し、ガルビスに1度もブレークチャンスを与えないサービスゲームを展開した。さらに、3度のブレークに成功して1時間25分で勝利をおさめた。
第1セット、ガルビスのサービスからスタートして序盤はガルビスのサービスに圧倒されるも、第5ゲームでブレークに成功しゲームカウント3-2とする。その後、2度目のブレークに成功し3ゲーム連取した錦織は、このセット6-2で先取した。
続く第2セットでは、ネット間際に落ちたガルビスのネットインのボールを拾い、粘り強いプレーを見せた。またストロークでも、前後左右を打ち分けてガルビスを圧倒した。このセットは第8ゲームまで、両者サービスゲームキープのシーソーゲームとなったが、第9ゲームで錦織はこのセット初めてのブレークに成功。最後はゲームカウント6-4で勝利した。
錦織は、先月のソニー・オープンの4回戦でD・フェレール(スペイン)、準々決勝でR・フェデラー(スイス)を破る金星をあげるもの、準決勝は左足の付け根の負傷によりN・ジョコビッチ(セルビア)との対戦を前に棄権していた。
今月行われたデビスカップでは、ソニー・オープンで負った怪我により、欠場を表明していた。今大会が錦織にとって復帰戦となり、復帰戦で今大会初のタイトル獲得に王手をかけた。
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決勝戦で錦織は、第6シードのN・アルマグロ(スペイン)を破ったノーシードのS・ヒラルド(コロンビア)と対戦することが決まった。
両者は過去に6度対戦しており、対戦成績は5勝1敗と錦織が勝ち越している。
直近では、BNPパリバ・オープン男子2回戦で対戦し、錦織が勝利している。
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