男子テニスツアーのソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は28日、シングルス準々決勝で第5シードの元世界ランク1位
R・フェデラー(スイス)を破った第20シードの
錦織圭(日本)が左足の付け根の負傷により、第2シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)との準決勝を前に棄権すると発表した。
《錦織がフェデラー下す番狂わせ、ジョコビッチ戦へ<ソニー・オープン男子>》錦織は自身のフェイスブックで「ファンの皆さんには申し訳ない。とてもガッカリしている。」と、綴っている。
今大会で錦織は2回戦で
M・マトセビッチ(オーストラリア)、3回戦で第15シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、4回戦で第4シードの
D・フェレール(スペイン)、準々決勝で第5シードのフェデラーを破り大会初のベスト4進出を果たしていた。
準決勝で対戦する予定だったジョコビッチとは過去1勝1敗としており、錦織のマスターズ1000大会で初の決勝進出が期待されていたが、今回は準決勝を前に棄権する結果となった。
《錦織がジョコビッチ破り決勝進出 フェデラーと対戦◇スイス・インドア》今後、錦織は4月4日から3日間 東京の有明コロシアムで行われるテニスの国別対抗戦デビスカップ ワールドグループ準々決勝 日本対チェコ共和国に出場する予定。
一方、錦織の棄権により決勝進出を果たしたジョコビッチは決勝で、第1シードの
R・ナダル(スペイン)と第7シードのT・ベルディフの勝者と対戦する。
ジョコビッチは先日のBNPパリバ・オープン男子決勝でフェデラーを破り今季初優勝を飾っており、好調を維持している。
■関連記事■
《錦織が世界4位フェレール撃破、フェデラー戦へ<ソニー・オープン男子>》《錦織、「ベビー・フェデラー」戦を制す<ソニー・オープン男子>》《ジョコビッチがフェデラーにリベンジ、通算42勝目<BNPパリバ・オープン男子>》《【コラム】衝撃の大金星、錦織がフェデラー下す<激闘シリーズ その1>》■関連動画■
《トップ選手が集結!全豪以来のワウリンカがスーパーショットを披露!ATP男子ツアーマガジン Vol.209》《全豪以来となるビッグトーナメントに強豪が集結!ATP男子ツアーマガジン Vol.209》