テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は1日、男子シングルス1回戦が行われ、予選勝者で世界ランク144位の
望月慎太郎が同じく予選勝者で同351位のG・ゼッピエリ(イタリア)を2-6, 3-6, 6-3, 7-6 (8-6), 7-5の大逆転で破り、四大大会で初白星を挙げるとともに初戦突破を果たした。
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6月30日に開始した23歳のゼッピエリとの1回戦の第1セット、サービスゲームが不安定な望月は3度のブレークを許し先行されると、続く第2セットも第4ゲームでブレークを奪われ2セットダウンとし後がなくなる。
それでも第3セット、望月はサービスゲームを立て直し、ファーストサービス時に76パーセントの確率でポイントを獲得。相手にブレークを与えずにキープを続けると、第8ゲームでブレークに成功し1セットを返す。
そして第4セットは両者1度ずつブレークを奪い合いタイブレークに突入。このタイブレークで望月は2度のミニブレークを果たし2セットオールに追いつく。
ここで試合は日没により7月1日に順延となった。
そして迎えたこの日のファイナルセット、序盤から両者ともにキープを続ける展開となった中で、望月は第12ゲームでブレークに成功し、2日がかりの一戦を逆転で制した。
2019年のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ジュニアの男子シングルスで優勝している望月だが、ツアー大会でのマッチ勝利は、これまで2023年の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)で挙げた3勝に留まっていた。
四大大会でもこれまで本戦で勝利を挙げたことがなかった望月だったが、ついに白星を手にした。
勝利した望月は2回戦で第17シードの
K・ハチャノフと対戦する。ハチャノフは1回戦で世界ランク88位の
M・マクドナルド(アメリカ)を下しての勝ち上がり。
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