- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

【コラム】衝撃の大金星、錦織がフェデラー下す<激闘シリーズ その1>

男子テニスで日本のエースである錦織圭(日本)は、今年のムチュア・マドリッド・オープン男子で元世界ランク1位でグランドスラムでは歴代最多17度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)を下す大金星をあげ、日本に大きな衝撃を与えた。

「ずっと昔から目指して背を見てきた選手。テニスをする上で、彼(フェデラー)を倒す事が夢の1つでした。」と試合後に自身の公式ブログで綴った錦織は、フェデラーに対して最高のプレーを披露した。

錦織とフェデラーは2011年のスイス・インドア決勝でも対戦していたが、その時はフェデラーに1-6, 3-6のストレートで敗れた。

ムチュア・マドリッド・オープン男子3回戦、錦織は得意のフォアハンドからフェデラーのバックハンドにボールを集めるなどで優位に進め、第1セットを先取する。

しかし、セットダウンの状況でもディフェンディングチャンピオンのフェデラーは焦りを見せず、苦しい状況からパッシングショットを決めるなどで徐々にリズムを掴み始める。さらにフェデラーは鮮やかなドロップショットやネットプレーなどで錦織を翻弄し、わずか1ゲームしか与えずに第2セットを取る。

勝敗がかかる第3セット、気落ちしなかった錦織はフェデラーの強烈なショットに対応し、第4ゲームでブレークに成功、ゲームカウント3-1とリードする。その後はフェデラーにバックハンドの鋭いショットを決められるも、錦織は強気のフォアハンドに加えてバックハンドでも果敢に攻め続けた。

そして、第8ゲームでミスを重ねたフェデラーの隙をついた錦織は、このゲームもブレークに成功して1時間35分でフェデラーから勝利を収めた。その瞬間、錦織は両手を上げて喜びを表現した。

錦織とフェデラーの3回戦、ファーストサーブが入った時のポイント獲得率は、錦織の69パーセントに対し、フェデラーは74パーセントの確率でポイントを獲得。また、錦織は4度のブレークチャンスのうち3度のブレークに成功するも、フェデラーは錦織を上回る7度のチャンスがあったが2度のブレークしか出来なかった。

「試合前の日も、自分に勝つんだと言い聞かせることが1番大変でした。まずは、自分のメンタルに打ち勝つ事がファーストステップでした。また、対戦するチャンスはくると思うので、また対戦してみたいです。いつまでも彼が僕の目標である事は変わりはないですね。」

一方、フェデラーは当時「圭は勝者に値するよ。風のある中でも、安定したプレーをしていた。自分より良いプレーをしていたし、より良いプレーをした選手が勝者になる。それは確かな事。」と、語った。

しかし、錦織はフェデラーに勝利するも、準々決勝では好調だったP・アンドゥハル(スペイン)にストレートで敗れ、ベスト8で姿を消した。そして、全仏オープンではR・ナダル(スペイン)に敗れるも日本男子として1938年の中野文照以来75年ぶりの4回戦進出を果たした。


■関連記事■

《錦織圭がフェデラー下す大金星、8強入り<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》

《錦織「いつまでも彼が僕の目標」、フェデラー戦振り返る》

《落胆のフェデラー「圭は勝者に値する」<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》

《錦織惜敗、ナダルとの対戦は持ち越し<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》

《錦織「やはりナダルは強かった」、そして「8への壁を早く破りたい」》


■関連動画■

《11年連続で"最も人気のある選手"に選ばれたのは!?ATP男子ツアーマガジン Vol.197》

《ジョコビッチも唖然の完璧なドロップショットに観客が熱狂!ATP男子ツアーマガジン Vol.196》

《秘蔵映像!フェデラーがボールボーラー!?ATP男子ツアーマガジン Vol.195》

《「ベビー・フェデラー」と呼ばれる22歳ディミトロフが念願の初優勝!ATP男子ツアーマガジン Vol.194》
(2013年12月4日11時06分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

7月1日

大坂なおみ ウィンブルドン初戦突破 (4時04分)

伊藤あおい 逆転負けで初戦敗退 (3時40分)

【速報中】望月慎太郎vsゼッピエリ (2時30分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsギブソン (2時25分)

アルカラス辛勝 4時間半超え死闘 (2時19分)

【1ポイント速報】伊藤あおいvsラヒモワ (1時19分)

大坂なおみ「とても調子良い」 (0時21分)

6月30日

内島萌夏 世界15位に屈し初戦敗退 (23時53分)

【1ポイント速報】内島萌夏vsシュナイデル (23時15分)

望月慎太郎「気負いすぎずに」 (23時01分)

世界9位メド まさかの初戦敗退 (22時31分)

内島萌夏「厳しい戦いになる」 (19時07分)

伊藤あおい「モチベーションは賞金」 (18時02分)

錦織圭ら 日本勢最新世界ランク (9時07分)

6月29日

前週準Vで世界4位に浮上 (22時30分)

ジョコ 全英は「最大のチャンス」 (21時13分)

アルカラス「かなり自信ある」 (18時45分)

吉本菜月 完勝で2週連続V (17時16分)

大坂なおみら 日本勢最新世界ランク (16時01分)

19歳 激闘制し早くもツアー2度目V (12時12分)

全試合ストレート勝ちで初V (11時11分)

世界3位 今季全サーフェスでV (9時56分)

現役2人目 芝で5度目V (8時45分)

6月28日

決勝までジョコ&シナーと対戦なし (16時11分)

滑膜炎でウィンブルドン欠場 (15時04分)

世界1位と2位 不和説一蹴「大丈夫」 (12時43分)

世界5位苦言「ユーモアがない」 (11時12分)

予選敗者の世界149位が決勝へ (10時15分)

史上初 フィリピン勢が決勝進出 (9時11分)

”魔法使い” 5年半ぶり決勝進出 (8時08分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!