男子テニスツアーのソニー・オープン男子(アメリカ/マイアミ、ハード)は23日、シングルス3回戦が行われ、第20シードの
錦織圭(日本)が第15シード
G・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (7-1), 7-5のストレートで下し、3年連続で4回戦進出を決めた。
この試合、錦織は9本のサービスエースを決め、ファーストサービスが入った時に86パーセントと高い確率でポイントを獲得。両者サービスゲームで1度もブレークを許さないシーソーゲームとなったが、錦織がディミトロフの最後のサービスゲームでブレークし、1時間41分で勝利をおさめた。
4回戦で錦織は、第4シードの
D・フェレール(スペイン)と第31シードの
A・セッピ(イタリア)の勝者と対戦する。
錦織は、先日のBNPパリバ・オープン男子3回戦で、元世界ランク2位の
T・ハース(ドイツ)に敗れて4回戦進出とはならなかった。
《錦織は元世界2位に力及ばず、フェデラーとの4回戦実現せず<BNPパリバ・オープン男子>》また、先月のアメリカ国際インドアテニス選手権では、2連覇がかかった決勝でビッグサーバーの
I・カルロビッチ(クロアチア)を下し、2連覇達成と4度目のツアー優勝を飾っていた。
《錦織、初のタイトル防衛「とにかく驚いている」<アメリカ国際インドアテニス選手権>》過去の同大会で錦織は、昨年の4回戦でフェレールにストレートで敗れており、もしフェレールがセッピに勝利した場合、4回戦はリベンジ戦となる。
一方、錦織に敗れた22歳のディミトロフは、
R・フェデラー(スイス)とフォームが似ている事から“ベビー・フェデラー”と呼ばれる事もある。
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