男子テニスツアーのBNPパリバ・オープン男子(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は10日、シングルス3回戦が行われ、第19シードの
錦織圭(日本)は第11シードで元世界ランク2位の
T・ハース(ドイツ)に6-7 (3-7), 2-6のストレートで敗れ、第7シードの
R・フェデラー(スイス)との4回戦を逃してしまった。
元世界ランク2位でコーチの
M・チャン(アメリカ)が見守る中行われたこの試合、錦織は2度のブレークに成功するも、ハースに4度のブレークを許してしまい、1時間30分で3回戦敗退となった。
両者は今回が初の対戦で、錦織はハースとの対戦成績を0勝1敗とした。
錦織が勝利していた場合、フェデラーとは3度目の対戦となっていた。錦織とフェデラーの過去の対戦成績は1勝1敗で、2011年のスイス・インドア決勝ではフェデラー、昨年のムチュア・マドリッド・オープン男子では錦織が勝利している。
《錦織はフェデラーに敗れ準優勝◇スイス・インドア》《【コラム】衝撃の大金星、錦織がフェデラー下す<激闘シリーズ その1>》今年の2月に錦織はアメリカ国際インドアテニス選手権で2連覇を達成した。しかし、デルレイ・ビーチ・オープンでは2回戦で途中棄権、その後のアビエルト・メキシコ・テルセルは欠場した。
《錦織が喜び爆発「なんとなんと優勝しました!!!」<アメリカ国際インドアテニス選手権>》一方、勝利した元世界ランク2位で35歳ベテランのハースは、これまで15大会で優勝を飾っている。今年はPBZザグレブ・インドアで決勝進出を果たし、
M・チリッチ(クロアチア)に敗れるも準優勝を飾っている。
4回戦で対戦するフェデラーとは今回が16度目の対戦。過去の対戦成績は3勝12敗とハースはフェデラーに負け越している。
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