テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間9日(現地8日)、男子シングルス準々決勝が行われ、第2シードの
C・アルカラス(スペイン)が世界ランク61位の
C・ノリー(イギリス)に6-2, 6-3, 6-3のストレートで完勝し3年連続3度目のベスト4進出を果たすとともに、大会3連覇まであと2勝に迫った。アルカラスは試合後「自信が高まっている」と語った。
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N・ジョコビッチ(セルビア)破り2連覇を達成している。
3連覇を狙う今大会は1回戦で世界ランク138位の
F・フォニーニ(イタリア)、2回戦で予選勝者で同733位のO・ターベット(イギリス)、3回戦で同125位の
J・シュトルフ(ドイツ)、4回戦で第14シードの
A・ルブレフを下し準々決勝に駒を進めた。
29歳のノリーとの顔合わせとなった準々決勝、アルカラスは13本のサービスエースを決めファーストサービス時に89パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えることなくキープを続けると、リターンゲームでは5度のブレークに成功する。試合を通じて39本のウィナーを記録したアルカラスは終始主導権を握り、1時間39分で完勝した。
試合後の会見でアルカラスは「今日は本当に素晴らしい試合だった。今大会の中で最高の試合だったと思う。毎日試合を重ねるごとに、自分が着実に成長し続けているのが見られて本当に嬉しい」と語った。
さらに「昨年のレベルと比較するのは難しいけど、今言えることは、すごく自信が高まっているということ。とにかく最高の気分。今日は先ほど言ったように、今大会で最高の試合だった。芝のコートでプレーした中で最高の試合だったのか、昨年と比べてどうなのかは分からないが、今こんなに素晴らしいテニスができていることが本当に嬉しくて幸せ」とも口にした。
自信を深めるアルカラスは準決勝で第5シードの
T・フリッツ(アメリカ)と対戦する。フリッツは準々決勝で第17シードの
K・ハチャノフを下しての勝ち上がり。
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