男子テニスで世界ランク10位の
J・ドレイパー(イギリス)は日本時間27日、自身のSNSを更新し、負傷のため来年1月にオーストラリアで行われる試合を欠場すると発表した。
>>【動画】世界10位ドレイパー 全豪OP欠場の胸の内明かす<<>>【一覧】望月 慎太郎、アルカラス、シナーら 全豪OP出場予定選手<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<24歳のドレイパーは、今年3月のBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)で優勝し「ATPマスターズ1000」初制覇を達成。
また、5月にはムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)でも準優勝を飾り、6月にはキャリアハイとなる世界ランク4位を記録した。
しかし、そのドレイパーは8月末に行われた全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で2回戦を試合前に腕の怪我のため棄権し、その後は回復に専念するためシーズンを終了していた。
そして今回、ドレイパーは自身のSNSに動画を投稿し、来年1月にオーストラリアで行われる試合に出場しないことを決めたと発表。
ドレイパーは1月2日開幕の国別対抗戦ユナイテッドカップ(オーストラリア/パース、シドニー、ハード)や全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)に出場を予定していたが、これらの大会を欠場することになった。
なお、ユナイテッドカップではイギリス代表としてグループEで日本と対戦予定だった。
ドレイパーは公開した動画で苦しい胸の内を明かしている。
「残念ながら、僕とチームは今年のオーストラリア遠征を断念することに決めた」
「オーストラリアはグランドスラムの開催地であり、これは僕たちのスポーツで最も大きな大会の1つなので、本当に難しい決断だ」
「しかし、この怪我は長い間続いている。今は回復の最終段階にあり、これほど早く5セットマッチのテニスに復帰することは僕と僕のテニスにとって賢明な判断ではないと思う」
「これまでも数々の挫折を経験してきたが、今回の挫折は間違いなくこれまでで最も困難で、最も複雑なものだ」
「怪我をするといつもより強くなり、ハングリー精神が高まって自分が目指す選手になりたいという気持ちが強くなる」
「2026年に復帰して試合に出場するのが楽しみだ」
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