男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー、賞金総額4,185,405ユーロ/優勝賞金799,450ユーロ)は8日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク5位で第4シードの
錦織圭(日本)が宿敵である第7シードの
D・フェレール(スペイン)に、6-4, 6-2で勝利し、ベスト4進出を決めた。
今日の試合を振り返って錦織は「フェレールの好きなラリー戦に持ち込まないように、なるべくフォアを使ったり、バックのダウンザラインだったり、うまく混ぜれたと思います。」と述べた。
この試合で攻撃の仕掛け方が早かったことについては「いつもより勇気を持って、なるべく前に出てカットしたり、アプローチで前に出たりが必要なプレーだと思っていたので、プレッシャーをかける意味でも頑張って前に行きました。」と自身のプレーについて改めて振り返っている。
勝利した錦織は、準決勝で第2シードの
A・マレー(英国)と対戦する。
また、マレー戦については「まずはリカバリーをしっかりして、マレーとクレーでは初対戦なので、彼とも長いラリー戦になると思うので、今日のようなプレーをしっかり出来れば勝つチャンスもあると思います。」と次戦への期待を語った。
両者は過去4度対戦しており、錦織はマレーとの対戦成績を1勝3敗としている。
錦織はマレーに2011年の上海マスターズ準決勝、2012年の全豪オープン準々決勝、2013年のスイス・インドア準決勝で敗れており3連敗していたが、昨年のATPワールドツアー・ファイナルズ予選で初の勝利を果たしている。
《錦織 マレーに初勝利》錦織とマレーの試合は、第4試合(日本時間5月10日深夜3時以降開始)に組まれている。
(コメントはGAORAから抜粋)
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