テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)の男子シングルスでベスト8に進出している第1シードで世界ランク1位の
J・シナー(イタリア)は8日、右肘のMRI検査を実施した。
>>PR 6/30(月)~7/13(日)「ウィンブルドンテニス」WOWOWで連日生中継!<<>>【動画】まさかの幕切れ… 世界1位に勝利目前のディミトロフが棄権を余儀なくされた場面<<>>シナー、アルカラス、ジョコビッチら ウィンブルドン組合せ<<23歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは5年連続5度目。最高成績は2023年のベスト4となっている。
初制覇を狙う今大会は1回戦で世界ランク95位の
L・ナルディ(イタリア)、2回戦で同93位の
A・ブキッチ(オーストラリア)、3回戦で同52位の
P・マルティネス(スペイン)を下し4回戦に進んだ。
そして7日に行われた4回戦では、第19シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦。今大会圧倒的な強さを見せていたシナーだったが、この日は第1セットで1度、第2セットで2度のブレークをディミトロフに奪われ、2セットダウンとし後がなくなる。
しかし、第3セットの第4ゲームでサービスエースを放ちキープに成功したディミトロフが、サービスを放った直後に右胸付近を負傷。そのまま試合続行が不可能となったディミトロフは途中棄権を余儀なくされ、思わぬ形でシナーが8強入りした。
この試合の序盤でシナーは転倒し右肘を負傷。試合中にメディカルタイムアウトも取得していた。試合後の会見ではサーブとフォアハンドの際にかなり痛みがあったと明かし、8日にMRI検査を受けると明かしていた。
そして8日、シナーは検査を受けたのち、屋内のハードコートで軽めの調整を行った。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにシナーのコーチであるダレン・ケーヒル氏の談話を掲載している。
「MRIの結果はまだわからない。彼(シナー)は今日(8日)の早い時間に検査を受けたが、1日休むわけにはいかず、ボールに触れたがっていた」
「(ハードコートで練習するのは)悪いことではない。バウンドが不均一な芝コートでプレーすればするほど、タイミングが狂ってしまう」
状態が心配されるシナーは、9日に行われる準々決勝で第10シードの
B・シェルトン(アメリカ)と対戦する。
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