男子テニスのBNPパリバ・ノルディック・オープン(スウェーデン/ストックホルム、室内ハード、ATP250)は19日、シングルス決勝が行われ、第2シードの
C・ルード(ノルウェー)が第4シードの
U・アンベール(フランス)に6-2, 6-3のストレートで完勝し初優勝を飾るとともに、14度目のツアータイトルを獲得した。表彰式でルードは「今年1番の出来だった」と語り、冗談交じりにアンベールへ「ごめんね」と笑顔を見せた。
>>【動画】ルード 圧巻のプレーで優勝!勝利の瞬間!<<>>内島 萌夏、園部 八奏ら 東レPPO組合せ<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<26歳で世界ランク12位のルードが同大会に出場するのは2年連続3度目。最高成績は昨年のベスト8となっていた。
今大会は初戦の2回戦で世界ランク92位の
M・チリッチ(クロアチア)、準々決勝で同60位の
S・コルダ(アメリカ)、準決勝で第3シードの
D・シャポバロフ(カナダ)を下し決勝に駒を進めた。
この日行われた決勝でルードは、自身から2勝3敗となっていた27歳で世界ランク25位のアンベールと対戦。
攻撃的なストロークと抜群の安定感で終始主導権を握ったルードは、サービス時にわずか3ポイントしか失わず、リターンゲームでは3度のブレークを果たし1時間6分で勝利。大会初優勝を飾るとともに、14度目のツアータイトルを獲得した。
表彰式でルードは、「今年1番の出来だったと思う」と試合を振り返り、対戦したアンベールに冗談混じりに謝罪した。
「まずは彼(アンベール)の素晴らしい1週間を称えたい。そして今日の試合は本当に申し訳ない(笑)。今年1番の出来だったと思うので、ごめんね(笑)。君を相手にする時、僕が良いプレーをしないといけないと分かっていた。だからしっかり集中して臨んだ」
「ここストックホルムで優勝できて本当に嬉しいよ。ノルウェーに近く、子供の頃から憧れていた大会だから。フェデラー、ナダル、ボルグ、マッケンロー…多くのレジェンドがここで戦ってきたので、その舞台でタイトルを取れたことは光栄だ」
一方、敗れたアンベールは8度目のツアー制覇とはならなかった。
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