男子テニスのモゼール・オープン(フランス/メス、室内ハード、ATP250)は22日、シングルス準決勝が行われ、第1シードの
錦織圭は世界ランク166位の
M・バッヒンガー(ドイツ)に6-2, 4-6, 5-7の逆転で敗れ、決勝進出を逃した。
>>大坂vsプリスコバ 1ポイント速報<<>>モゼールOP対戦表<<>>大坂ら東レPPO対戦表<<第1セット、錦織は鋭いサービスを放つバッヒンガーに対し、第3・第5ゲームで得意のラリー戦に持ち込んで主導権を握りブレークする。その後も鮮やかなロブショットやサーブ・アンド・ボレーを決めて力の差を見せつけ、危なげなくこのセットを先取。
しかし、第2セットに入ると徐々にバッヒンガーのタイミングが合い始め、錦織はカウンターショットを決められるなどで苦戦。第10ゲームでは、この日初のブレークを許してセットカウント1-1に追いつかれる。
ファイナルセットはポイントを先行するもバッヒンガーの鋭角なサービスに苦しみ、リターンをネットするなど精彩を欠いた。第7ゲームでは0-40とブレークポイントを握ったが、このチャンスを逃す。そして、第12ゲームではダブルフォルトを犯すなどでブレークされ、準決勝でまさかの逆転負けを喫した。
一方、錦織を破ったバッヒンガーは、決勝で世界ランク39位の
G・シモン(フランス)と対戦する。元世界ランク6位のシモンは準決勝で
R・アルボット(モルドバ)をストレートで下しての勝ち上がり。
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