ナダル、レアル敗退に言及

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ラファエル・ナダル
画像提供:ゲッティイメージズ

男子プロテニス協会のATP公式サイトは6日、ムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で準々決勝に進出を果たした世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)のコメントを掲載。ヨーロッパ時間で5日夜に行われたサッカーのチャンピオンズリーグ準決勝2ndレグ チェルシー(イングランド)vsレアル・マドリッド(スペイン)の一戦について語った。

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>>ナダルらマドリッドOP対戦表<<

ナダルは6日に行われた3回戦で世界ランク76位のA・ポピリン(オーストラリア)をストレートで破りベスト8に進出。ATP公式サイトには、同試合後の会見でナダルがレアル・マドリッドについて語ったコメントが掲載されている。

レアル・マドリッドは5日夜に行われたチャンピオンズリーグ準決勝でチェルシーとのアウェイゲームで0-2の敗戦を喫し、決勝進出を逃していた。

レアル・マドリッドのファンとして知られるナダルは会見で「僕は試合を見たよ。観客の1人としてね。もちろん、負けるのは好きじゃないけど、自分のチームをとても誇りに思っていると言わざるを得ない。シーズン中、何人もの負傷者を出したという困難な状況の中で、昨日までのようにチャンピオンズリーグの準決勝、そしてリーガ・エスパニョーラでの戦いという最も重要な2つのコンペティションで戦うのは難しいことだ」とコメント。

続けて、監督のジネディーヌ・ジダンについては「ジダンは100パーセント、間違いなく好きな監督の1人。偉大な人物であり、レアル・マドリッドの価値観も素晴らしい。今シーズンは、選手のけがなどの不運に見舞われたけど、素晴らしい結果を残していると思う。これ以上を求めるのは難しい。もし僕が決定権を持つとしたら、おそらく来季チームを指揮するのにジダンが適任である、と疑いの余地は挟まないだろうね」と話した。

また、ナダルはジュニア時代からのテニスとの向き合い方にも言及。レッスンと友人との遊びなどのバランスに関して私見を語った。

「僕は毎日テニス、テニス、テニスとずっと集中しているような人間ではなかった。一生懸命に練習はしていたよ。コートに立っているときは100パーセント集中していた。でも、コートの外では人生の全てを楽しんでもいたんだ」

「友だちと同じことができた。ただ、毎週金曜と土曜にパーティーに行くことはできなかったね。それでも、数週間に1度は土曜日のパーティーに行くことはできたし、これまで人生の中でたくさんのパーティーを経験してきている。ビーチにも行った。サッカーもした。映画館にも何度も行ったよ。家族やみんなと一緒に食事をすることもたくさんあった」

「正直なところ、僕は何も逃していないと思う。でも、唯一言えることは、彼らが1000回なにかを経験しているとしたら、僕が同じことを経験しているのはおそらく100回だね。それくらいだよ」

2017年以来4年ぶり6度目のムチュア・マドリッド・オープン優勝を狙うナダルは、準々決勝で第5シードのA・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。

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(2021年5月7日16時11分)
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