惜敗ジョコ 悔しさ滲む「僅差だった」

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ジョコビッチ
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男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は日本時間12日(現地11日)、シングルス4回戦が行われ、第3シードのN・ジョコビッチ(セルビア)は第14シードのJ・ドレイパー(イギリス)に6-4, 4-6, 6-7 (5-7)の逆転で敗れ、ベスト8進出とはならなかった。試合後、ジョコビッチは「本当に僅差だった」と振り返り、悔しさを滲ませた。

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38歳で世界ランク3位のジョコビッチが同大会に出場するのは3年連続17度目。過去5度の優勝を誇る。今大会は初戦の2回戦で同57位のK・マイクシャク(ポーランド)、3回戦で同72位のA・コバチェビッチ(アメリカ)を下し4回戦に駒を進めた。

一方、24歳で世界ランク14位のドレイパーは昨年、決勝でH・ルーネ(デンマーク)に完勝し「ATPマスターズ1000」初制覇を達成。自身最大のタイトルを獲得した。連覇がかかる今大会は初戦の2回戦で同93位のR・バウティスタ=アグ(スペイン)、3回戦で第19シードのF・セルンドロ(アルゼンチン)を下しての勝ち上がり。

注目の4回戦、安定してキープを重ねたジョコビッチは第10ゲームでブレークに成功し第1セットを先行するが、第2セットでは2度のブレークを許して1セットオールに追いつかれる。

迎えたファイナルセット、立ち上がりには26本に及ぶスーパーラリーも生まれるなど互いに譲らず、両者1度ずつブレークを奪い合う展開でタイブレークに突入するが、ジョコビッチはこれをものにできず敗退が決まった。

会見でジョコビッチは、「彼(ドレイパー)は本当に良いプレーをしている。自信もあるし、フィジカルもとても強い。総合的に見て素晴らしい選手だし、素晴らしい人でもある。ツアーでの今後の成功を祈っている」と相手を称賛し、次のように試合を振り返った。

「相手のサービング・フォー・ザ・マッチでは少し雑なゲームをしたんだけど、そこで観客が僕を後押ししてくれて、そのエネルギーを感じて『もしかしたら勝てるかもしれない』と思った。本当に僅差だったよ」

「本当にあと少しだった。残念ながら僕のミスがいくつかあった。でもそれがテニスなんだ」

「正直、こういう形で負けるのは今は本当に悔しい。でも最後まで戦い抜いて、コートで全てを出し切れたことは自分でも誇りに思う。それは間違いない。最後まで諦めずに戦えたこと、それが今回の1番の収穫だと思う。もちろん相手は素晴らしい選手だったし、2時間半ずっと本当に接戦だった。ただ、コートを出たばかりだから、やっぱり少し悔しい気持ちはあるね」

一方、勝利したドレイパーは準々決勝で第11シードのD・メドベージェフと対戦する。メドベージェフは4回戦で世界ランク44位のA・ミケルセン(アメリカ)を下しての勝ち上がり。


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(2026年3月12日15時52分)
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