男子テニスツアーのリオ・オープン男子(ブラジル/ リオデジャネイロ、レッドクレー)は16日、男子シングルス1回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が
P・カレノ=ブスタ(スペイン)との同胞対決を6-1, 6-4で制し、2回戦進出を果たした。
2008年の北京オリンピックで金メダルを獲得したナダルだったが、連覇のかかる2012年のロンドン・オリンピックは怪我のために欠場を強いられていた。ナダルは、約6ヶ月後に控えているリオ・オリンピックについて多くを語ろうとはしていない。
「オリンピックはとても大切なイベントだし、特別なもの。オリンピックがきたら全力を尽くすつもり。でも今は、ATPツアーのリオ・オープンに出場している。今の自分にとっては、この大会が一番大切なもの。」と目の前の試合に集中していた。
また、先週行われたアルゼンチン・オープンでそのナダルを準決勝で下し、そのまま優勝を飾った
D・ティエム(オーストリア)も、同日の1回戦で
P・アンドゥハル(スペイン)を6-3, 6-4で退け初戦突破を果たした。
今大会、第5シードで出場のティエムは「ナダルを倒せたことと、優勝できたことは、大きな自信になった。ナダルに勝った試合の後は、優勝へ向けて全力を出したかった。もし決勝戦で負けてしまったら、ナダルに勝ったことが半減してしまうと思った。」と語っていた。
(STATS - AP)
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