男子テニスツアーのABNアムロ 世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード)は13日、シングルス準決勝が行われ、第5シードで世界ランク18位の
G・モンフィス(フランス)が同32位の
P・コールシュライバー(ドイツ)を6-3, 6-2のストレートで下し、キャリア通算23度目の決勝進出を果たした。
この試合、ファーストサービスが入った時に80パーセントの高い確率でポイントを獲得したモンフィスはコールシュライバーに1度もブレークを許さず、1時間16分で決勝進出を決めた。
モンフィスはコールシュライバーとの対戦成績を12勝2敗と更にリードに広げた。
今大会は出場予定だった
R・フェデラー(スイス)と
R・ガスケ(フランス)が怪我で欠場。さらに第2シードの
M・チリッチ(クロアチア)、第3シードの
G・シモン(フランス)、第4シードの
D・ゴファン(ベルギー)らシードダウンが相次ぎ、モンフィスはシード勢唯一の勝ち残り。
決勝では世界ランク43位の
M・クリザン(スロバキア)と対戦する。両者は9年前に1度だけ対戦しており、その時はモンフィスが勝利している。
クリザンは1回戦で
T・ロブレド(スペイン)、2回戦で
M・バグダティス(キプロス)、準々決勝で第6シードの
R・バウティスタ=アグ(スペイン)、準決勝で予選勝者の
N・マウー(フランス)を下しての勝ち上がり。
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