男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)に第1シードとして出場する世界ランク1位の
N・ジョコビッチ(セルビア)が8日に記者会見を行い、今季いまだタイトルを獲得できていない現状と、自身のコンディションについて語った。
>>西岡 良仁、ジョコビッチ、ナダルらBNLイタリア国際組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNLイタリア国際組合せ<<36歳のジョコビッチは今季、1月の全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)では準決勝で
J・シナー(イタリア)に敗退。約1ヵ月半の休養を挟み臨んだBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)では1試合に勝利したものの、3回戦で
L・ナルディ(イタリア)にフルセットで屈した。
クレーシーズン初戦となったロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)は
L・ムセッティ(イタリア)や
A・デ ミノー(オーストラリア)に勝利したが、準決勝で
C・ルード(ノルウェー)に敗れた。
そこから休養と調整を行い、約1ヵ月ぶりの復帰戦となるジョコビッチ。BNLイタリア国際では過去6度優勝を果たしており、今大会初戦の2回戦ではラッキールーザーで出場する世界ランク83位の
C・ムーテ(フランス)と同39位の
R・サフィウリンのどちらかと対戦する。
「休養とトレーニングの時間は充分にあった。数日前にここに到着して、センターコートで打った。最初の試合に向けて良いフォームを作ることができる。ローマでは、モンテカルロよりもいいプレーができることを願っている。それが願いであることは言うまでもないね」
また、ジョコビッチは現在ツアーでのマッチ勝利数で1098を記録。これは
J・コナーズ(アメリカ)の1274勝、
R・フェデラー(スイス)の1251勝に続き歴代3位となっている。今大会で大台となる1100勝に到達することができるか、マッチ勝利数にも注目が集まる。
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