女子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、WTA1000)は1日にシングルス準々決勝が行われ、世界ランク50位の
Y・プチンセワ(カザフスタン)は第4シードの
E・ルバキナ(カザフスタン)に6-4, 6-7 (4-7), 5-7の逆転で敗れ準々決勝敗退となり、初のベスト4進出を逃した。試合後、プチンセワはラケットを破壊し審判との握手も行わなかった。
>>【動画】大逆転負け喫し大暴れ!ラケット破壊し審判と握手せず<<>>シフィオンテク、サバレンカらマドリッドOP組合せ<<29歳のプチンセワは今大会、4回戦で第10シードの
D・カサトキナを破り同大会初の準々決勝進出を果たした。
迎えた準々決勝、ミスを重ねたルバキナに対しプチンセワは第1セットを先取すると、第2セットも先にブレークに成功し勝利に近づく。しかしその後ブレークバックを許し、プチンセワはこのセットをタイブレークの末に落とす。
勝負のファイナルセット、ここでもプチンセワは先にブレークを奪いゲームカウント5-2と勝利まであと1ゲームに迫ると、次の第8ゲームではルバキナのサービスゲームで15-40と2本のマッチポイントとなるブレークポイントを握る。
しかし、これを2本とも落としたプチンセワは、第9ゲームと第11ゲームで立て続けにブレークを奪われ5ゲーム連取を許し、勝利目前から大逆転で敗れた。
試合終了の瞬間プチンセワは激しくラケットを破壊。さらに審判と握手も交わさかった。
一方、絶体絶命の場面から逆転勝ちを収めたルバキナは準決勝で第2シードの
A・サバレンカと対戦する。サバレンカは準々決勝で世界ランク43位の
M・アンドレーワを下しての勝ち上がり。
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