男子テニスツアーのABNアムロ 世界テニス・トーナメント(オランダ/ロッテルダム、ハード)は12日、シングルス準々決勝が行われ、第2シードで世界ランク13位の
M・チリッチ(クロアチア)は同32位の
P・コールシュライバー(ドイツ)に6-3, 3-6, 4-6の逆転で敗れ、ベスト4進出を逃した。
この試合、第1セットを先取したチリッチだったが、第2セット以降はコールシュライバーのサービスゲームを破ることが出来ず、2時間9分で準々決勝敗退となった。
チリッチは今シーズン、1月の全豪オープンは
R・バウティスタ=アグ(スペイン)に敗れて3回戦敗退。前週の南フランスオープンでは
A・ズベレフ(ドイツ)に敗れ、初戦敗退を喫していた。
一方、勝利したコールシュライバーは準決勝で第5シードの
G・モンフィス(フランス)と対戦する。両者は過去に13度顔を合わせており、コールシュライバーは2勝11敗と大きく負け越している。
今大会は出場予定だった
R・フェデラー(スイス)と
R・ガスケ(フランス)が怪我で欠場。さらに第2シードのチリッチ、第3シードの
G・シモン(フランス)、第4シードの
D・ゴファン(ベルギー)らシードダウンが敗退が相次いでいる。
また、同日行われた試合で第6シードのバウティスタ=アグと第8シードの
V・トロイキ(セルビア)が敗れたため、残るシードは第5シードのモンフィスのみとなった。
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