女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は7日に出場選手の記者会見(メディアデイ)が行われ、第3シードで出場する世界ランク3位の
C・ガウフ(アメリカ)は会見内で「オリンピックは最優先事項」だと明言した。
>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNLイタリア国際組合せ<<>>西岡 良仁、ジョコビッチ、ナダルらBNLイタリア国際組合せ<<20歳のガウフにとって、今年行われるパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)が自身初めてのオリンピックとなる。
今年は7月27日に全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)と同じローラン・ギャロスで開幕するオリンピックのテニス競技。直前となる7月1日から14日にかけてはウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)も開催予定で、クレーコートから芝、そして再びクレーへとサーフェスが目まぐるしく変化するシーズンとなる。
全仏オープンの前哨戦となるBNLイタリア国際では2021年に記録したベスト4が最高成績となっているガウフは会見で「私にとってオリンピックは最優先事項。グランドスラムと同じくらいね。今までプレーしたことがないからといって上とか下とか言うつもりはないわ」とコメント。
続けて「それでも、今回が初めて。もちろん、常にいい結果を残したいしメダルを獲りたい。でも、芝からクレーへの移行は初めてだから、準備段階は面白そうね。あまりプレッシャーはかけていないわ。この経験を存分に味わいたいから。願わくば、一生に何度も経験したいけど、一生に一度の経験として今回は扱いたい」と述べた。
BNLイタリア国際初戦の2回戦でガウフは世界ランク55位の
M・フレッチ(ポーランド)と対戦する。フレッチは1回戦で同66位の
A・クルーガー(アメリカ)をストレートで下しての勝ち上がり。
今大会の第1シードは
I・シフィオンテク(ポーランド)、第2シードは
A・サバレンカ、第4シードは
E・ルバキナ(カザフスタン)となっている。
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