男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク80位の
西岡良仁が同46位の
S・オフナー(オーストリア)を6-3, 2-6, 7-6 (7-4)のフルセットで破り、2020年以来4年ぶり2度目の初戦突破を果たした。なお、西岡がツアー大会本戦で白星を飾るのは2月のアビエルト・メキシカーノ・テルセル・HSBC(メキシコ/アカプルコ、ハード、ATP500)以来 約3ヵ月ぶりとなった。
>>大坂 なおみvsブレル 1ポイント速報<<>>西岡 良仁、ジョコビッチ、ナダルらBNLイタリア国際組合せ<<28歳の西岡は4月のバルセロナ・オープン・バンコ・サバデル(スペイン/バルセロナ、レッドクレー、ATP500)から今季のクレーシーズンをスタートさせるも前週のムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)も含め2大会続けて初戦敗退を喫した。
それでも前週のサルデーニャ・オープン(イタリア/カリアリ、クレー、ATPチャレンジャー)では
JP・ヴァリジャス(ペルー)を下しクレーコート初勝利を挙げた。
オフナーとは初めて顔を合わせたこの日の第1セット、西岡は第1ゲームでブレークに成功。その後はオフナーの強烈なショットに苦しみ第6ゲームではブレークバックのチャンスを2度与えるも凌ぎリードを保つ。すると終盤となった第9ゲーム、セットポイントとなるブレークチャンスを握ると最後はオフナーのショットがアウトとなり2度目のブレークを奪って先行する。
しかし、続く第2セット、オフナーの強打に押し込まれる場面が増えると第5ゲームでブレークを許す。直後の第6ゲームではブレークバックのチャンスを掴むも活かせず、第7ゲームで2度目のブレークを奪われ、1セットオールに追いつかれる。
迎えたファイナルセット、互いにブレークポイントを与えずサービスキープを続けタイブレークに突入。相手のボールがネットインするなど開始から3ポイントを連取された西岡だが強烈なショットを決めるなど一気に集中力を上げ6ポイントを連取。2本のマッチポイントを握ると最後はオフナーのボールがアウトとなり2時間18分で勝利した。
勝利した西岡は2回戦で第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のため、ディミトロフはこの試合が初戦となる。
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