男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は8日、世界ランク95位の
M・ベレッティーニ(イタリア)が体調不良で棄権したと発表した。
>>西岡 良仁、ジョコビッチ、ナダルらBNLイタリア国際組合せ<<>>大坂 なおみ、シフィオンテクらBNLイタリア国際組合せ<<28歳で元世界ランク6位のベレッティーニは度重なる負傷に悩まされていたが、今年3月に約7ヵ月ぶりに復帰。復帰戦となったアリゾナ・テニス・クラシック(アメリカ/フェニックス、ハード、ATPチャレンジャー)ではいきなり準優勝を果すなど元トップ10の強さを見せた。
その後、4月のハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)では
L・ソネゴ(イタリア)や
R・カルバレス バエナ(スペイン)らを破り、2022年6月のシンチ・チャンピオンシップス(イギリス/ロンドン、芝、ATP500)以来となるツアー8勝目をあげ完全復活。満を持しての母国イタリアでの大会だったが、体調不良で無念の棄権となった。
大会を通じてベレッティーニは「コートでベストを尽くす準備はできていない。この大会は僕にとって特別なものだから、すべてを試してみたんだ。自分にとって何が1番大切なのか、それは健康であることと、またけがをしないこと、何ヵ月もコートから離れる可能性がないことだ。僕は多くの悲しみを抱えながらいまこの文章を書いている」とコメントした。
棄権したベレッティーニの代わりにはラッキールーザーとして世界ランク101位の
J・J・ウルフ(アメリカ)が出場。1回戦ではワイルドカード(主催者推薦)で参戦している同125位のS・ナポリターノ(イタリア)と対戦する。
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