男子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、ATP1000)は9日にシングルス1回戦が行われ、世界ランク86位の
A・カラツェフが同76位の
M・マクドナルド(アメリカ)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で破り初戦突破を果たすとともに、約7ヵ月ぶりに白星を挙げた。この試合、カラツェフは鮮やかな股抜きショットで試合を締めくくった。
>>【動画】カラツェフが魅せた!サヨナラ股抜きショットで鮮やか決着!<<>>西岡 良仁vsディミトロフ 1ポイント速報<<この試合、カラツェフは第1セットを落としたものの、第2セットでは第4ゲームでブレークに成功すると自身はブレークを許さず、1セットオールに追いつく。
ファイナルセット、両者1度ずつブレークを奪い合い迎えた第7ゲームでカラツェフが2度目のブレークを奪う。その後キープを続けると、カラツェフはサービング・フォー・ザ・マッチとなった第10ゲームでマッチポイントを握る。1度は逃したカラツェフだったが、2度目のマッチポイントで鮮やかな股抜きショットを決め2回戦進出を果たした。
男子プロテニス協会のATP公式サイトはこのマッチポイントでのスーパープレーを「サヨナラホームラン」ならぬ「サヨナラ股抜きショット(ツウィナー)」と紹介している。
なお、負傷に苦しんでいたカラツェフが白星を挙げるのは、準優勝となった昨年10月の木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス(日本/東京、ハード、ATP500)準決勝で
望月慎太郎に勝利して以来、約7ヵ月ぶりとなった。
勝利したカラツェフは2回戦で第14シードの
T・ポール(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためポールはこの試合が初戦となる。
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