女子テニスのBNLイタリア国際(イタリア/ローマ、レッドクレー、WTA1000)は8日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク173位の
大坂なおみが同45位の
C・ブレル(フランス)を7-6 (7-2), 6-1のストレートで破り、2019年以来5年ぶり3度目の初戦突破を果たした。試合後に大坂は今夏での引退を示唆した男子テニスで元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)について質問を受け言及している。
>>大坂 なおみvsコスチュク 1ポイント速報<<>>ナダルvsベルグス 1ポイント速報<<今大会、スペシャルランキング(出産や負傷などによる長期離脱選手の救済制度)を利用して出場した大坂。同大会への出場は3年ぶり5度目で、最高成績は2019年の8強となっている。
この日の第1セットをタイブレークの末に獲得した大坂は第2セットでは6本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに80パーセントの高い確率でポイントを獲得。ブレルに1ゲームしか取られず、1時間24分で勝利した。
大会の公式YouTubeは試合後の会見の様子を公開。今夏での引退を示唆している男子テニスで世界ランク77位のマレーが与えた影響について質問された大坂は次のように語っている。
「私にとってマレーはとても素晴らしい人。とてもタフに戦い、テニスが大好きで、怪我をしながらも復帰し続け、高いレベルの試合をプレーし続けるというのは本当にすごいことだと思う。そして彼がテニスに残した功績について考えるとき、イギリスのテニス界に多くのことを残したことは明らか。テレビで彼の素晴らしい戦いを見ている者として、彼は世界中のあらゆるテニス界に影響を与えたと思うわ」
さらに「彼は女子テニスの味方だと思いますか?」との質問には「ええ、彼はとても積極的で、全てのテニスプレーヤー、そしてすべての女子アスリートがそれを高く評価しているわ」とコメントした。
なお、勝利した大坂は2回戦で第19シードの
M・コスチュク(ウクライナ)と顔を合わせる。今大会はシード勢が1回戦免除のため、コスチュクは2回戦からの登場となる。
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