男子テニスで元世界ランク1位の
A・マレー(イギリス)は28日、ドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権(アラブ首長国連邦/ドバイ、ハード、ATP500)の会見で今夏での引退を示唆した。一方で、7月27日に開幕するパリオリンピック(フランス/パリ、レッドクレー)の出場には意欲を示した。
>>西岡 良仁vsドレイパー 1ポイント速報<<36歳で現在は世界ランク67位のマレーはシングルで46個のタイトルを掲げており、四大大会ではウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で2勝、全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)で1勝を挙げている。
また、2012年のロンドンオリンピック(イギリス/ロンドン、芝)男子シングルスではイギリス人男子として104年ぶりに金メダルを獲得。続く2016年のリオデジャネイロオリンピック(ブラジル/リオデジャネイロ、ハード)では史上初のオリンピック連覇の偉業を成し遂げた。
そのマレーは現在行われているドバイ・デューティ・フリー・テニス選手権で28日、第5シードの
U・アンベール(フランス)に2-6, 4-6のストレートで敗れ2回戦敗退となった。
そして試合後の会見でマレーは今夏での引退を示唆した。
「今年の夏を過ぎてプレーすることはないだろう。試合をするたびに、トーナメントに出場するたびに、このことを聞かれるんだ。正直なところ、この質問は勘弁してほしい」
「このことについては、今から僕がやめる時が来るまでの間、これ以上話すつもりはないよ。でも、この夏が過ぎたらあまりプレーする予定はない」
会見の中でマレーはどの大会で引退するか明言しなかったものの、5月26日に開幕する全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)、7月1日に開幕するウィンブルドン、7月27日に開幕するパリオリンピックへの出場には意欲を示した。
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