テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は15日に男子シングルス1回戦が行われ、世界ランク44位の
A・マレー(イギリス)は第30シードの
T・M・エチェベリー(アルゼンチン)に4-6, 2-6, 2-6のストレートで敗れ初戦敗退となった。試合後、マレーは「ここでプレーするのは最後になる可能性が高い」と述べた。
>>大坂 なおみvsガルシア 1ポイント速報<<>>大坂 なおみら全豪オープン組合せ<<>>ジョコビッチ、西岡 良仁、綿貫 陽介ら全豪オープン組合せ<<36歳のマレーが同大会に出場するのは3年連続16度目。過去5度の準優勝を果たしている。
今季は開幕戦のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)に出場したものの、同大会で優勝を飾った
G・ディミトロフ(ブルガリア)に1回戦で6-4, 5-7, 2-6の逆転で敗れ今大会に臨んだ。
迎えた1回戦、マレーは21本のウィナーを決めた一方でアンフォーストエラーを37本記録。サービスゲームでは試合を通して6度のブレークを許し、リターンゲームではブレークを1度しかできず、2時間23分で力尽きた。
試合後の会見でマレーは暗い表情で試合を振り返った。
「明らかに失望している。正直、最初からあまりうまくいかなかった。第1セットの中盤には少しチャンスがあったかな。でも、それは悪いパフォーマンスだった」
「観客は素晴らしかった。僕を支え、応援しようとしてくれているように感じた。いつもなら観客を巻き込んで盛り上げて、エネルギーを貰えるんだけどね」
「ただ本当に平坦なパフォーマンスだった。なぜそうなったのかはよくわからない。ブリスベンではかなりいいプレーができた。この10日間くらいはとてもいい練習ができた。よくわからないよ」
さらに、マレーは今大会でプレーするのが最後になる可能性が高いと発言し、近い将来に引退する可能性があることを示唆した。
「(メルボルンとの別れになる)可能性は間違いなくある。ここでプレーするのは最後になる可能性が高い。試合の結果やいろいろなことを考えると、どうなるかわからないけど…」
「去年ここでプレーした試合と比べると、コートを後にするときの気持ちは正反対だね。もっと観客を巻き込めたらよかったんだけどね。ただ、自分のプレーにはがっかりしているし、そういうことも含めて、タフな終わり方だった」
「(怪我などから復帰するのは)本当に大変なんだ。1年くらい試合から遠ざかっていた選手が復帰して、すぐに素晴らしい感覚を取り戻すのは普通ではない。時間がかかる」
「僕が最も期待しているのは、大坂やウォズニアッキ、ケルバー、ラファのように、戻ってくる選手たちの多くが、まさにトップレベルでプレーすることだ。戻ってきても、トップレベルに達していなければ難しいよ」
「今後どうするかについては、家族にも話した。チームにも話したよ。彼らは僕がどう感じているか、どこでプレーを終えたいか、それはいつになるのか、とてもよく分かってくれている」
「まだはっきりとしたことは決めていないんだ。その時期がいつなのか、よく考えてみる必要があるのは明らかだ。チームにこのことを話したし、家族にも何度も話した。僕の頭の中にないわけじゃないんだ」
果たしてマレーは今後いつまでプレーを続けるのか。その動向に注目が集まる。
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