男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は17日、シングルス準決勝が行われ、第16シードの
JW・ツォンガ(フランス)が第8シードの
R・ナダル(スペイン)を6-4, 0-6, 7-5のフルセットで撃破し、大会初の決勝進出を決めた。
>>上海マスターズ対戦表<<両者は今回が12度目の対戦となり、ツォンガはナダルとの対戦成績を4勝8敗とした。
今回ツォンガは1回戦で
T・ロブレド(スペイン)、2回戦で
V・エストレージャ=ブルゴス(ドミニカ共和国)、3回戦で予選勝者の
A・ラモス=ヴィノラス(スペイン)に勝利。準々決勝では第6シードの
錦織圭(日本)を破った第12シードの
K・アンダーソン(南アフリカ)をフルセットで下して準決勝進出を決めていた。
過去同大会では、2013年に準決勝で
N・ジョコビッチ(セルビア)に敗れるもベスト4進出を果たしており、今回は大会初でマスターズでは昨年のトロント以来の決勝進出となった。
決勝では第1シードのジョコビッチと第3シードの
A・マレー(英国)の勝者と対戦する。
一方、敗れたナダルは、今大会の初戦となった2回戦で
I・カルロビッチ(クロアチア)、3回戦で第9シードの
M・ラオニチ(カナダ)と続けてビッグサーバーを撃破。準々決勝では第4シードの
S・ワウリンカ(スイス)に完勝し、ベスト4進出を決めていた。
今回は2009年以来6年ぶりで大会2度目の決勝進出を狙うも、ツォンガに敗れてベスト4に終わった。
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