男子テニスのATPワールドツアー・ファイナル(イギリス/ロンドン、ハード)決勝トーナメント準決勝で
R・ナダル(スペイン)に敗れた元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)が、今後も戦い続けると抱負を語った。
今シーズンは不調と囁かれていたフェデラーだったが、12年連続で出場を決めたATPワールドツアー・ファイナルでは5年連続となる準決勝進出を果たす活躍をみせた。
フェデラーは「自分にとっては、とてもシンプルな事。小さい子供の頃からずっとしてきた事がテニス。歩き始めると同時にテニスを始めたようなもの。」と、話した。
加えて「それにコートの上で幸せを感じ、上達している事にも幸せを感じ、改善させたり、調節する事にだって幸せを感じる。そんな気持ちを持っている限り、戦い続けるさ。」と、今後への意気込みを話した。
32歳のフェデラーは、今季の戦績を45勝17敗でシーズンを終える事となった。
2014年はブリスベン国際男子からシーズンをスタートさせる。同大会へは、今回が初出場となる。
今季は大会数を絞り、これまでにないスケジュールを試みたフェデラー。来年はこれまで出場していなかったブリスベン国際男子から意欲的に参戦する。
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