男子テニスのハッサン2世グランプリ(モロッコ/マラケシュ、レッドクレー、ATP250)は4日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
T・フリークスポール(オランダ)が第8シードの
M・ベルッチ(イタリア)を6-3, 6-4のストレートで下し、初のベスト4進出を果たした。
>>ズベレフ、ジョコビッチら モンテカルロ・マスターズ組合せ<<>>ポール、ティアフォーら 米男子クレーコート選手権組合せ<<28歳で世界ランク37位のフリークスポールが同大会に出場するのは2年ぶり3度目。最高成績は2023年のベスト8となっていた。
今大会は初戦の2回戦で世ランク110位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)を下し準々決勝に駒を進めた。
23歳で世界ランク71位のベルッチとの顔合わせとなった準々決勝、フリークスポールは5本のサービスエースを決め、ファーストサービス時に77パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えずにキープを続け、リターンゲームでは2度のブレークを果たし、1時間24分で4強入りを決めた。
同大会では2013年に
S・ワウリンカ(スイス)が準決勝に進出したのを最後に第1シードの選手が準決勝に進出できていなかったが、フリークスポールは12年ぶりにこの第1シードの呪いを打ち破り準決勝進出を果たした。
フリークスポールは準決勝で予選勝者で世界ランク122位の
K・マイクシャク(ポーランド)と対戦する。マイクシャクは準々決勝で第3シードの
A・ミュレール(フランス)を下しての勝ち上がり。
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