男子テニスで世界ランク6位の
R・フェデラー(スイス)が今年7月に出場した2大会について、背中の故障を抱えながら出場した事は失敗だったと話した。
32歳のフェデラーは、今年のウィンブルドン2回戦で当時世界ランク116位だった
S・スタコフスキ(ウクライナ)に敗れる大番狂わせに見舞われた。その後ベット・アット・ホーム・オープンとクレディ・アグリコル・スイス・オープンのクレー2大会に出場するも、いずれも当時トップ50位圏外の選手に敗れ、タイトル獲得には至らなかった。
当時について、フェデラーは「(あの2大会は)出場するのをやめるべきだった。自分の判断ミス。」と、コメントしている。
今週フェデラーは、地元スイスで行われるスイス・インドアに第3シードで出場し、1回戦で
A・マンナリノ(フランス)と対戦する。シード勢が順当に勝ち進んだ場合、フェデラーは準々決勝で第8シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)、準決勝では第2シードのT・ベルディフか第6シードの
錦織圭(日本)と対戦する可能性がある。
過去のスイス・インドアでフェデラーは5度の優勝を飾っており、昨年は決勝で
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)に敗れてタイトル獲得を阻まれた。
また、ATPワールドツアー・ファイナルの12年連続出場を果たすには、スイス・インドアでの上位進出が必須となる。
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