男子テニスのロジャーズ・カップ（カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000）は７日、シングルス２回戦が行われ、世界ランク４８位のＨ・ホルカシュ（ポーランド）が第４シードのＳ・チチパス（ギリシャ）を6-4, 3-6, 6-3のフルセットで破り、大会初の３回戦進出を果たした。

＞＞ナダルらロジャーズ杯対戦表＜＜

この試合、第１セットを先取したホルカシュだったが、第２セットでは４度のブレークチャンスを決め切ることができずにセットカウント１－１に追いつかれる。それでもファイナルセットではファーストサービスが入ったときに８５パーセントの確率でポイントを獲得。昨年１１月に行われた２１歳以下の最終戦 ネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ (イタリア/ミラノ、室内ハード)も含めて０勝３敗だったチチパスを１時間４９分で振り切った。

男子プロテニス協会のATP公式サイトで２２歳のホルカシュは「これは大きな勝利。ステファノス（チチパス）は素晴らしい選手。勝てて本当に最高。今日はサービスが良かったから助けになった」とコメントを残した。

ベスト８進出をかけて、３回戦で第１６シードのＧ・モンフィス（フランス）と対戦する。両者は初の顔合わせ。モンフィスは２回戦で世界ランク１２５位のＩ・イヴァシカ（ベラルーシ）をストレートで下しての勝ち上がり。

一方、敗れた２０歳のチチパスは昨年の同大会で準優勝を果たしていたが、２年連続２度目の３回戦進出とはならなかった。

同日には第１シードのＲ・ナダル（スペイン）、第６シードのＫ・ハチャノフ（ロシア）、第７シードのＦ・フォニーニ（イタリア）、第８シードのＤ・メドヴェデフ（ロシア）らが２回戦を突破した。第５シードの錦織圭、第１２シードのＪ・イズナー（アメリカ）らは姿を消している。

「男子テニスATPツアー マスターズ1000 モントリオール」

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