テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は日本時間11日(現地10日)、男子シングルス準決勝が行われ、第1シードの
J・シナー(イタリア)が第7シードの
N・ジョコビッチ(セルビア)を6-4, 6-4, 6-4のストレートで破り2年連続2度目の決勝進出を果たすとともに、大会2連覇に王手をかけた。決勝では第2シードの
A・ズベレフ(ドイツ)と対戦する。会見でシナーは芝で初対戦となるズベレフについて「これまでとは違う試合になる」と警戒を示した。
>>【動画】シナーがジョコビッチ撃破しウィンブルドン連覇に王手!勝利の瞬間!<<>>シナーvsズべレフ 1ポイント速報<<>>【賞金】シナー、ズべレフ ウィンブルドン決勝でいくら獲得?ドローも公開中!<<24歳で世界ランク1位のシナーが同大会に出場するのは6年連続6度目。昨年大会で初優勝を飾っている。
2連覇を狙う今大会は1回戦で世界ランク50位の
M・キツマノビッチ(セルビア)、2回戦で同48位の
N・ボルジェス(ポルトガル)、3回戦で同81位の
J・ブルックスビー(アメリカ)、4回戦で予選勝者で同151位の
望月慎太郎、準々決勝で同74位の
J・シュトルフ(ドイツ)を下し、4強入りした。
39歳で世界ランク8位のジョコビッチとの大一番となった準決勝、シナーは強力なサーブと安定したストロークで終始主導権を握った。16本のサービスエースと40本のウィナーを決め、ファーストサービス時のポイント獲得率は88パーセントを記録。サービスゲームでは唯一握られたブレークポイントを冷静にしのぎ、一方のリターンゲームでは各セットで1度ずつブレークに成功し、2時間20分でストレート勝ちを収めた。
試合後の会見でシナーは「ここでまた決勝に戻ってこられて本当にうれしい。今日はとてもタフな試合だったけど、自分としては良いパフォーマンスができたので、とても満足している」と喜びを語った。
続けて「精神的には、自分がもう一段レベルを上げなければいけないことは分かっていた。そして今日はそれができたと思う。間違いなく助けになった」と振り返り、「ノヴァークと互角に戦うには、自分の最高のテニスをしなければならない。今日はサーブがとても良く、それが大きな助けになった」とコメント。さらに「今でもあのレベルのプレーを続けているのは本当に驚くべきことだ。僕たち全員、そして若い世代にとって本当の意味でのインスピレーションだ」とジョコビッチを称賛した。
さらに、決勝で対戦する世界ランク3位のズベレフについても言及。両者はこれまで14度対戦し、シナーの10勝4敗。現在は9連勝中となっているが、芝で対戦するのは今回が初となる。シナーは「芝ではラリーが少なくなり、リズムのある展開も減ると思う。彼は間違いなくビッグサーバー」と警戒し、「彼は全仏オープン優勝によって大きな自信を手にした。その自信は今大会のプレーにも表れている。とてもタフな試合になるだろうし、これまでとは違う試合になると思う」と分析。「またグランドスラム決勝でプレーできることがうれしい。自分のベストを尽くしたい」と決勝への意気込みを語った。
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